ゲームジャム Game Jam

ゲーム情報サイトGameJam

ぷよぷよファンが集まった大規模なオフ会【関東ぷよぷよオフ会2012 in 秋葉原】

 2012年02月13日

2月5日。【ぷよぷよフェスタ2012】が行われたそのあとで、日本中から集まったぷよぷよファンが一堂に会したオフ会が行われたことをご存じだろうか。



90年代の頃から熱心なファンの多い「ぷよぷよ」。当時は多くメーカー主催の公式大会が行われていたものだが、様々な理由もあり公の大会というのは身を潜めていた。
今回セガが開催した【ぷよぷよフェスタ2012】は、そういった意味も含めて久しぶりの公式「ぷよぷよ」大会であったことは言うまでもない。

【ぷよぷよフェスタ2012】が大盛況のうちに幕を閉じ、会場も撤収作業が行われていた頃、すぐ隣にある「プロント IL BAR」を貸し切って関東最大規模のぷよぷよの交流会が開かれようとしていた。
【関東ぷよぷよオフ会2012 in 秋葉原】と銘打ったこの会場には入りきれんばかりの総勢70名強のぷよぷよファンが、文字通り全国から集まった。

会場に入ってまず驚いたのが、先日全国のコンビニエンスストアで販売された赤ぷよぷよの形をした肉まん「赤ぷよまん」が大量にそこにあったことだ。スタッフの一人がこの日のために用意したらしい。
聞くところによるとセガの社内で販売したところ、瞬く間に完売し見ることも食べることもできなかった社員も多数いたというその「赤ぷよまん」が参加者全員に配布されているあたり、このオフ会の行動力のすごさがうかがえる。

主催者の「kime」さんに話を伺ってみた。聞くとこういったオフ会を開くようになったのはおよそ3年前。年に2回ほど会合を開き、今回で5回目になるという。始めた当初は2~30人の規模で、ぷよぷよが好きというキーワードで集まった人たちが食事をしながらお酒を楽しむといった趣旨の元で集まり始め、会を追うごとに参加者が増えていったという。
「なにより自分自身がぷよぷよを楽しみたい。そんな環境を求めている人がきっと多くいるはず。」そう思いオフ会を開くようになったとのこと。

そして昨年夏に行われた「ぷよぷよアニバーサリーツアー」で参加者が飛躍的に増えていった。
「参加者は増えていきますが、ぷよぷよ好きが集まって楽しむという趣旨は変わっていません。」そう話すのはスタッフの「れき」さん。
「純粋にぷよぷよが好きだったり、対戦が強かったり。そういった人も多くいますが、中にはキャラクターが好きということで集まっている女の子たちもいます。ぷよぷよをプレイすることだけが目的ではなく、ぷよぷよを話の種にして食事やお酒を楽しんでいます。
中にはぷよぷよ好きが口実となってテニスサークルができたり、あまりにも戦術研究にのめりこみすぎて大学で浪人をした人も・・・・」そんな話も聞くことができた。

「自分たちのオフ会は敷居が高くないのが特徴です。別にぷよぷよが強くなくても良いんです。食事つきのオフ会でとにかくぷよぷよが好きな人ならだれでも参加できます」と話す「kime」さんだが、参加者の多くがそれなりの腕前を持っている。見渡すと先ほど行われた公式大会の準々決勝に進出したメンバーのほとんどが、このオフ会の会場で見ることができた。

90年代のぷよぷよでも多くの女性ファンや、けっして得意ではないがぷよぷよが好きというファンも多くいた。そういった人たちは有段者とプレイしても歯が立たなかったものだ。
しかし現在のぷよぷよでは、ネタルールともいわれる特殊ルールが多数存在する。突如突風が吹いてフィールドを動かしたり、3個くっつけると消えるでっかいぷよぷよしか降ってこないなど15のルールがある。
戦略や戦術を研究しながら戦う真剣勝負もあれば、勝った負けたを一喜一憂する純粋に"楽しい"ぷよぷよも存在するのだ。

とにかく「ぷよぷよが好き」それだけで多くの人が集まり、共有できるスペースとして開かれる【関東ぷよぷよオフ会2012 in 秋葉原】は主にミニブログサービス、twitterで情報を配信している。ハッシュタグを利用し、仲間を見つけてフレンドコードを登録し合ってDS版ぷよぷよをネットでプレイする。そういった取り組みも行っている。

「ぷよぷよは誰かと一緒にプレイして初めてその本当の面白さに気がつくんです。CPU相手に『オレ、最強じゃね?』って思っていても、他の人とやってみるとボコボコにされます。そこで"悔しい"と思った人がそこから成長して強くなるんです。まずは一緒にプレイしましょう。」そう話す「れき」さん。

今は様々なネットワークにぷよぷよ関連のサークル、コミュニティが存在する。大きな大学には戦術や戦略を研究するぷよぷよサークルがあり、mixiなどのSNSでもコミュニティが存在する。もちろんこの【関東ぷよぷよオフ会】もtwitterというコミュニケーションツールを利用して広がった輪だ。
今まで一人でしかプレイしたことない人、また周りにぷよぷよ好きな友達がいない人は、一度検索してみてはいかがだろうか。
ちなみに【関東ぷよぷよオフ会】ではお酒の飲めるお店で行われることが多いが、入場時に参加者の年齢確認をし、未成年にはお酒を提供しない。また一人で参加しても問題ないとのこと。

またこのオフ会でもぷよぷよゲーム大会が行われ、DS版ぷよぷよを用いた予選会と、Wiiを用いた本戦が行われた。最後にはぷよぷよグッズの当たる抽選会なども行われた。
公式の大会とはまた違った、和気あいあいとした和やかなムードの中、筆者は会場を後にした。

20年の時を経て、色あせず多くの人に愛されるぷよぷよ。それを支えるたくさんのファンたち。
今日もどこかで、このようなゲームファンの集いが行われているのかもしれない。

【関東ぷよぷよオフ会】主催「kime」さんのtwitterアカウント
Twitter:kimeinu


※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

当記事関連キーワード